金属は純粋なままで使われていることは少なく、何かしらの加工や塗装がほどこされて使用されているものです。金属の再利用を考える際に、塗装を施した色付きの金属であっても大丈夫なのかということが気になるところであると思います。

さてそのヒントとして空き缶の再利用を例として考えてみましょう。空き缶のリサイクルを行う際に、缶の素材をスチールとアルミに大別をすることが大切であると言われていますが、空き缶胴体部の塗装された部分とフタやソコといった塗装されていない部分に分ける作業は一般的にしないものです。たしかにフタやソコの部分はアルミ缶はもちろんスチール缶においても高純度のアルムを使用していることが多いので、その利用価値は高いものでもあります。

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一部都市伝説化している話として、この空き缶における高純度な金属部位の一部であるプルタブを大量に集めれば車イスと交換してもらえるというものがありますが、実際の空き缶回収は総重量でその価値を決めることがほとんどであるので、このような色付き部分と色付きでない部分を分けずとも空き缶は回収してくれるものとなります。

栃木県/自動車税Q&A

空き缶を例にしてみましたが、これがその他の色付き金属であったとしても同様に引き取ってくれるものです。なぜなら、金属の塗装された部分はスクラップを専門とする業者によって塗装剥離が行われるからです。塗装剥離は主に熱処理によって塗装を燃やし灰にする方法がとられますが、その他の方法として特別な剥離用剤を用いることなどもあります。

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これら塗装剥離技術によって色付きの金属でも再利用は可能でありますので、気兼ねすることなく色付き金属をリサイクルに出しましょう。