さんさ踊りとは、岩手県の中心地であり県庁所在地でもある盛岡市と、その周辺地域に伝わる伝統舞踊です。

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さんさ踊り自体は藩政時代からずっと受け継がれていると言われていいます。藩政時代とは江戸時代の別称で、同時代に日本中にあったそれぞれの藩に属していた地域の郷土史を示す際に使われる時代の呼称です。

踊りそのものの起源となるのは、更に古い時代の現地伝説である「三ツ石伝説」に由来すると言われています。
三ツ石伝説とは、昔この地域に羅刹という鬼達がおり、旅人を脅したり、悪さをしたりと付近の住人を悩ませていました。
困り果てた村人が三ツ石神社に鬼退治の祈願をしたところ、神様がその願いを聞き入れてくださり、鬼達を捕まえて神社境内にある三ツ石に縛りあげました。
鬼に二度と悪さをしないことと、この地方から出て行くことを誓いさせ、その約束の印として三ツ石に押させてから逃がしてやったということです。

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鬼退治の願いが叶い、鬼の退散を喜んだことから村の人々が三ツ石の周りを「さんさ、さんさ」と踊りまわったことから「さんさ踊り」が生まれたと言われています。
余談ですが、鬼がこの「岩に手形を押した」ことから、この地方が「岩手」と呼ばれるようになったという説もあり、また、鬼が来なくなったことから「不来方(こずかた)」と呼ぶようにもなったと言われています。

|||陰陽座公式庵頁|||『絶界演舞』

現在のさんさ踊りは毎年の盆踊りとして存続し、地域あげてのお祭りとして各地で催されています。
中でも「盛岡さんさ踊り」は昭和53年の開催から毎年のように開かれ、盆踊りの時期になると4~5日間の開催期間を設け、さんさ踊り以外にも太鼓パレードなど様々な催しが出され、町をあげての夏祭りとして、全国から観光客が詰めかけます。

地元の人がさんさ踊りを踊るのを見学するだけでなく、さんさ踊りのパレードに参加することも可能で、お祭り好きな人から人気を博しています。
地元では参加希望の人に、パレードの前に振付を指導したり衣装の貸し出しも行う等のサポートもした上で、祭りを盛り上げてくれます。